日産から商用バンNV200の電気自動車版、e-NV200をオフィス仕様にしたコンセプトカー"e-NV200 WORKSPACe"が発表されました。
NV200はNV350キャラバンやハイエースより小さいサイズの商用バンで、仕事用やトランポなどのベース車になっているだけでなく、 乗用タイプのNV200は日本、ニューヨークにて次世代タクシーとしても広く採用されています。
コンセプトカー"e-NV200 WORKSPACe"はロンドンのデザインスタジオ"Studio Hardie"にて、 排ガスやゴミを出さないゼロ・エミッションをテーマにオール電化のモバイルオフィスとして制作されました。
木の床などオシャレな内装に加え、可変式のデスクとチェア、インターネット、PC、スマホの充電機器、コーヒー、照明、オーディオシステムなどが 揃ったオフィススペースが実現されています。
動画にてビールサーバーに見えたものはコーヒーマシンでした。
場所に縛られずかつ自由に移動でき、新しく人と人がつながって仕事や制作活動を行うことがこのe-NV200 WORKSPACeのような車で促進されて行くでしょう。
現在の電気自動車のバッテリーの性能で長距離の移動を行いかつ電力をPCなどに快適に使うのはちょっと難しいと思いますが、バッテリーの性能が向上することで、バンタイプの電気自動車がオフィス仕様のトランポやキャンピングカーになるのは楽しみです。
日産は「e-POWER」というガソリン燃料も使える100%モーター駆動の通常のハイブリットや電気自動車とは異なる 電気自動車を発表しており、バッテリー容量の問題もクリアできるのでは無いかと考えています。