2021年4月9日〜11日に、佐賀県・唐津にて全日本ラリー選手権第3戦が行われ、JN3クラスにチーム「CAST RACING」のハイエース2台が参戦いたしました。チーム「CAST RACING」は、自動車部品や用品、機械工具などの販売を行う丸徳商会と、200系ハイエースの乗り心地を改善するための機能性パーツ”CAST(キャスト)“の製造・販売元であるサンコーワークスが結成したレーシングチームです。
CAST RACING ハイエース 2021年 全日本ラリー選手権 第3戦 ツール・ド・九州 in 唐津 https://youtu.be/2B-GyiuSmQQ
BRZや86など全11台がエントリーする中、1st legはハイエース2台も見事に完走し、約10秒差でハイエース対決はCAST RACING SANKOが勝利。しかし、2nd legでは「〜SANKO」がパワステの故障により完走できず、CAST RACING MARUTOKUに軍配が上がりました。
なお、動画を見ても分かるように、やはりBRZや86と比べてしまうと、馬力や重量差が響き、加速も物足りず、タイムは大きく差をつけられた印象ですが、コーナーワークに関してはボディが大きくふられることも無く想像以上に健闘していました。
CAST RACING SANKO

※写真は左がドライバーの喜多見孝弘、右がコ・ドライバーの木原雅彦
今回参戦した1台目のハイエースは、ドライバーはサンコーワークス代表の喜多見孝弘、コ・ドライバーを木原雅彦が担当しています。なおドライバーの喜多見氏は、過去の全日本ラリー選手権JN1クラスで3位の成績を収めたことがあり、コ・ドライバーの木原氏も過去にWRC参戦など数多くのラリー経験を持つ実力者です。
CAST RACING MARUTOKU

※写真は左がドライバーの国沢光宏、右がコ・ドライバーの槻島もも
2台目はモータージャーナリストの国沢光宏がドライバーを務めるCAST RACING MARUTOKU 。なお、今回のみコ・ドライバーが槻島ももから大西恵理に変更しての参戦となっています。ドライバーの国沢氏は、車やバイク雑誌の編集者から自動車評論家へ転身、さらにプロドライバーとしても活動しています。
動画
今後の主な参戦予定
全日本ラリー第5戦 RALLY丹後2021 京都府 5/21~23
全日本ラリー第6戦 MONTRE2021 群馬県 6/11~13
全日本ラリー第9戦 RALLY HOKKAIDO 北海道 9/10~12