2019年10月23日から11月4日まで東京お台場で開催される東京モーターショー2019にて、国内での販売が発表されたばかりの新型車「トヨタ グランエース」がお披露目されました。
グランエースは、トヨタアルファード・ヴェルファイアやハイエースワゴンより一回り大きいボディと、アルファード「エグゼクティブラウンジ」に勝る勢いの3列目まで快適仕様のオットマン付きエグゼクティブパワーシートを装備した新型ラグジュアリーワゴンです。
この記事のもくじ
グランエースの特徴はラグジュアリーで快適空間
グランエースの特徴は快適に座れて荷物を運べる、ビジネスの送迎や観光の利用シーンを想定したビジネス向けのラグジュアリーワゴンです。
とはいえ、家庭用に同じようなコンセプトのハイエースワゴンのビジネス用特装車「ファインテックツアラー」やアルファードの最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」を所有しているオーナーもいます。
グランエースもそんなラグジュアリーと快適さにこだわるユーザーの新しい選択肢になるはずです。

全長5,300mm、全幅1,970mmのビッグボディ トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019
ハイエースワゴン「ファインテックツアラー」とざっくり比べると、グランエースはセミボンネットタイプでエンジンが前にあるので運転手も振動や静粛性など乗り心地が良いこと、トヨタセーフティーセンスも装備されていて安全性が高いことです。
アルファードの「エグゼクティブラウンジ」と比べると、グランエースは豪華シートの数が多く、3列目までオットマンが付いたキャプテンシートを装備しています。室内空間も広いです。
グランエースの方が長さも幅も一回りボディが大きいサイズ(全長5,300mm、全幅1,970mm)ですが、最小回転半径は5.5mと小回りがききます。
グランエースの外装はキリッとしたデザイン
すでにトヨタのプレスリリースやニュース記事で見たこともある方も多いと思いますが、大きなボディの割にはスッキリとしたフェイスのデザイン。グリルと一体化したLEDのヘッドライトや、鮮やかに光るテールランプが高級感とキリッとした印象を与えます。

ブラックボディにメッキグリルと鋭いLEDヘッドランプがキリッと映える トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

フロント正面から トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

リアから LEDテールランプとメッキのガーニッシュが特徴的 トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

6穴ホイールもラグジュアリー トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019
グランエースの内装は3列目も豪華キャプテンシート
ラグジュアリーが詰まった車内空間。オットマンの付いたエグゼクティブパワーシート(キャプテンシート)が2列目と3列目に装備された「2:2:2」の6人乗り。
後部座席にはUSBポート、サンシェード、シートヒーターが付いていて、快適な移動をサポートします。
6人乗りの他にも8人乗り仕様の国内販売が発表されています。

2列目シート、オットマン付きのエグゼクティブパワーシート トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

3列目シートもエグゼクティブパワーシート(6人乗り仕様)トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

1列目シートとハンドル、ダッシュボード周り トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

3列目からの眺め、室内は広々 トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

運転席まわり トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

リアゲートを開けた状態 荷室はシートの位置にもよるが、スーツケースなど高さのある大きな荷物も余裕で載せられる トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019
日本仕様のおもてなし装備も
海外ではグランエースより早く同じ車両の販売が発表されています。グランエースの日本向け装備は、「バニティミラー」、「サンシェード」、「ドアトリムのキルティング加工」。
2列目天井の左右に配置された「バニティミラー」はネクタイチェック、化粧チェック、よだれチェックなどなど、あると便利なおもてなしアイテムです。

2列目のバニティミラー(左右の天井部)車内で寝た後のよだれ、目ヤニをチェック トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019

2列目ドア内側 キルティング加工のトリム、サンシェード、スポットライトなど豪華な快適装備 トヨタ新型グランエース 東京モーターショー2019
グランエースのスペック・ボディサイズ
全長×全幅×全高(mm) |
5,300×1,970×1,990 |
|
ホイールベース(mm) |
3,210 |
|
トレッド フロント/リヤ(mm) |
1,670/1,670 |
|
室内長×室内幅×室内高(mm) |
3,290×1,735×1,290 |
|
エンジン |
型式 |
1GD(クリーンディーゼル) |
排気量(cc) |
2,754 |
展示場所は青海エリア、東京テレポート駅近くの会場
展示場所は東京ビックサイトの青海展示棟「青海エキシビジョン」(りんかい線テレポート駅近く)内のトヨタ車体ブース(トヨタブースの隣り)。今回の東京モーターショーは、展示エリアが青海エリアと有明エリアに別れており、トヨタのブースは青海エリア(りんかい線テレポート駅近く)です。エリアの移動は距離が有り時間がかかるので、十分に気を付けてください。
↓のトヨタの公式サイトを参考に
TOKYO MOTOR SHOW 2019 | トヨタ自動車WEBサイト
世の中は、知らず知らずスマートに、便利になりました。 でも、トヨタが目指すのは、ただ便利な世界ではありません。 もっと人を真ん中にして、つながることで、 街を、未来を、楽しくすること。 PLAY THE FUTURE.
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トヨタグランエースの価格が明らかに
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