トヨタ新型車「グランエース」を日本国内で発売 海外向けハイエースがベースのフルサイズワゴン

トヨタから新型車「グランエース」を日本国内向けに発売されることが発表がされました。
2019年内に日本全国のトヨタディーラーで販売予定。2019年10月24日(木)から11月4日(月・休)に開催される「東京モーターショー2019」で初披露されます。
この記事のもくじ
新型車「グランエース」の主な特徴
新型車「グランエース」は上質かつ快適な移動空間として、全長5.3m、全幅1.97mのワイドなボディサイズを活かしたフルサイズワゴンです。3列シート6人乗りと4列シート8人乗りの2タイプ。上質な乗り心地や優れた操縦安定性を備えた高い基本性能と、ゆとりの室内空間が特長です。
ビジネスや観光の送迎だけでなく、よりラグジュアリーで快適な車両を求める一般ユーザーからも注目されている車です。

トヨタ 新型車「グランエース」全幅1.97mのワイドなサイズ

新型車「グランエース」リアから

新型車「グランエース」サイドから 全長5.5mの大きなボディサイズ

新型車「グランエース」ラグジュアリーな車内空間
既に海外市場で発表されている海外向け新型ハイエースをベースとした乗用ワゴン「グランビア」(台湾、オーストラリア)、「マジェスティ」(タイ)と同じボディサイズで、コンセプトも同じくラグジュアリーワゴンです。
ボディサイズはこれまでのワゴン・ミニバンより大きい
ラグジュアリーなミニバンとして人気のあるトヨタアルファード、ヴェルファイアよりも一回り大きいボディサイズ。14人乗りの「トヨタハイエースコミューター」などハイエースのワイドボディと比べても全幅がさらに大きく、これまでの国産ワゴン・ミニバンと比べて大きな車です。
狭い道路の運転や駐車場選びなどに苦労しそうですが、広い車内と積載空間がとても魅力的です。
グランエースのスペック・ボディサイズ
全長×全幅×全高(mm) |
5,300×1,970×1,990 |
|
ホイールベース(mm) |
3,210 |
|
トレッド フロント/リヤ(mm) |
1,670/1,670 |
|
室内長×室内幅×室内高(mm) |
3,290×1,735×1,290 |
|
エンジン |
型式 |
1GD(クリーンディーゼル) |
排気量(cc) |
2,754 |
キリッとした外装と上質な室内空間、安全装備
外装の特徴
大型グリルをLEDヘッドランプと融合させた、華やかかつ押し出しの強いフロントフェイス。アルファードやベルファイアに比べるとシンプルですが、キリッとした高級感のあるデザインです。
運転席の特徴
ブラックを基調としたインストルメントパネルは金属調加飾と木目調加飾、メーターフードは表皮巻きと本ステッチを施した上質で華やかなコックピット空間です。

新型車「グランエース」運転席周り
内装の特徴
3列6人乗りに加え、4列8人乗りのタイプも設定。
セカンドシートならびにサードシートの4席には、ゆったりとくつろげる専用の本革キャプテンシートを採用。座り心地の良さに加え、ロングスライド機構やオットマンなどを装備し、快適性や利便性の良さも追求しています。

新型車「グランエース」
優れた基本性能
後輪駆動のFRレイアウトを採用。1GD 2.8Lクリーンディーゼルエンジンと6速オートマチックトランスミッションを搭載し、滑らかさに加え低回転からトルクフルな走行を実現。
リヤの足回りには新開発トレーリングリンク車軸式リヤサスペンションを採用し上質な乗り心地と優れた操縦安定性。徹底した振動、遮音対策などによって、様々な道路環境においても高級ワゴンにふさわしい心地よい静粛性を追求しています。
充実の先進装備
歩行者や自転車運転者を検知対象に加えたプリクラッシュセーフティ採用の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を装備。 駐車場など低速走行時における衝突緩和、被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]などの安全・安心をサポートする装備も充実しています。
先進のディスプレイオーディオ(DA)を装備。スマートフォン連携機能によって、スマートフォンで普段利用している地図アプリや音楽アプリなどをディスプレイ上で表示・操作が可能です。
販売価格は未発表
現在(2019/10/08)、グランエースの販売価格は発表されていません。
追記(2019/11/06)グランエースの予約が開始され暫定価格が明らかになりました。
トヨタグランエースが予約開始!2つのグレード、価格は6人乗り650万円、8人乗り620万円|FunCars
同じ車両をベースとしている海外の乗用ワゴン「グランビア」(台湾、オーストラリア)、「マジェスティ」(タイ)の価格などを考えると600万円〜900万円の価格くらいが想定されます。
追記(2019/11/06)グランエース「Premium」グレード 6人乗り:650万円(税込)、グランエース「G」グレード 8人乗り:620万円(税込)と明らかになりました。
トヨタアルファードの最上級グレード「Executive Lounge」(エグゼクティブラウンジ)が748万円(税込)〜ということを考えると、グランエースも同等の装備にすると同等かそれ以上の価格になると思われます。
新型ハイエースバンは?
グランエースは海外向けハイエースをベースとしたフルサイズワゴンですが、日本向けのハイエースバンの新型はまだモデルチェンジの発表がありません。
国内の現行200系ハイエースバンの標準ボディは、狭い道でも走れて荷物をたくさん詰める、小型貨物車4ナンバーのビジネスバンとして人気があります。
4ナンバーのほうが自動車税が安いなどのメリットもあり、日本向けの新型ハイエースは4ナンバーの条件である全幅1,700mm以下のラインナップもあるはず。
日本国内向けサイズのハイエースバンの情報はまだ発表がありません。2019年の10月の東京モーターショーで発表になるのでしょうか。
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