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更新日:2019年 06月 06日 | 掲載日:2019年 06月 05日

気をつけよう!不正改造車になってしまうハイエースカスタムのポイント6つ

気をつけよう!不正改造車になってしまうハイエースカスタムのポイント6つ

交通事故を無くすためと騒音や排気ガスなど環境への対策を行うために不正改造車は厳しく取り締まりされています。ハイエースのカスタムをするときには不正改造にならないように気をつけましょう。

不正改造車の罰則は、車の使用者とそのカスタムの実施者(ショップや整備工場)の両方とも対象になります。万が一の事故の際には、任意保険の保証が適用されないこともあります。

「こんなふうにカスタムしたいけど大丈夫かな?」と迷ったら、知識と技術のあるハイエースに強いカスタムショップやキャンピングカービルダーに相談するのをおすすめします。保安基準内のカスタムや構造変更などのアドバイスを貰えます。

ハイエースのカスタムショップ

毎年6月からは各運輸局で『不正改造車を排除する運動』強化月間として街頭検査などが行われます。

不正改造、違法改造の車とは

不正改造車(違法改造車)とは道路交通法の規定や道路運送車両法の保安基準に適合しない改造をしている車、陸運局に届け出をした自動車検査証の内容と異なる状態の車のことを言います。

不正改造車の罰則、罰金について

不正改造車の使用者、不正改造の実施者(整備工場、カスタムショップなど)の両方が罰則を受けます。

不正改造の使用者への罰則

必要な整備を命じられます。 期限までに整備命令に従わない場合は車両の使用停止命令や、50万円以下の罰金の対象となります。
(道路運送車両法第54条の2)
(道路運送車両法第54条の2、第108条、109条)

不正改造の実施者(整備工場など)

違反した場合は6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。
(道路運送車両法第99条の2、第108条)

参照:不正改造に対する罰則等 国土交通省

不正改造車になるカスタムハイエースの主なポイント6つ

規定や保安基準は年々かわりますが、カスタムハイエースが不正改造車になってしまうポイントは6つです。

参照:不正改造の具体例 国土交通省

1.運転席、助手席部のスモークフィルムなど

運転席、助手席部のスモークフィルムなど 視野の妨げになり危険なため、自動車の前面ガラスと側面ガラスに可視光線の透過率70%未満の着色フィルム等などの装着は禁止されています。
フロントガラスへのステッカー貼り付けも禁止されています。

2.タイヤやホイールのはみ出し

回転部分が車体よりはみ出していると歩行者を巻き込む危険があるので禁止されています。はみ出している場合、オーバーフェンダーの装着が必要です。
(尖ったロングナットをつけたまま走るのはとても危険です。)

3.エアロパーツなどのはみ出し

エアロパーツなどのはみ出し オーバーフェンダーを含めて、エアロパーツがもとの車体より大きくはみ出ると、保安基準を満たしません。

車体・外装のサイズ規定

全長:± 3cm
全幅:± 2cm
全高:± 4cm
車両重量:± 100kg

例えば、タイヤのはみ出しで取り付けたオーバーフェンダーの幅は左右で2cm以内だったらOKです。 上記よりも大きくはみ出す場合は構造変更の手続きが必要になります。

構造変更で対応する場合

4.ローダウンによる車高9センチ未満

水平な地上面から自動車の最も低い所までの垂直距離の一番低い部分が、最低地上高9cm無いと違反です。
(タイヤ・ホイールやアーム類は含まれません。)
エアロパーツは地上面から最低地上高5cmが必要です。

5.規定の色以外のライトやランプの使用など

ブレーキランプは赤色、方向指示器は橙色で点滅速度が適正であることなど細かい規定があります。

6.マフラーの騒音や排ガス

マフラーの騒音や排ガス 基準不適合マフラーの装着や消音器の取り外しは禁止されています。 騒音が発生や、黒煙の排ガスが発生する地域の住人の迷惑になります。通報されることも多いです。

構造変更で対応する

オーバーフェンダーやエアロパーツなどの装着で規定の範囲を超えて車体サイズが変わる場合、車両重量が変わる場合には構造変更が必要です。
キャンピングカー仕様のカスタムでは就寝設備、水道設備、車両重量など特殊用途自動車(8ナンバー)の構造用件を満たす必要があります。

構造変更をしたあとには車検を取り直す必要があります。構造変更は手間のかかる作業ですので、カスタムショップやキャンピングカービルダーにお任せするのを強くオススメします。
構造変更を伴うカスタムをするなら、車検のタイミングかコンプリートカーなどの新車購入のタイミングで行うのが労力もお金も余分にかからず良いです。

陸運局へ払う構造等変更検査の手数料は2,100円です。(陸運局に払う手数料です。)

参照:手数料 国土交通省

参照:国土交通省 自動車検査・登録ガイド 構造等変更検査

毎年6月は不正改造車取り締まりの強化月間

毎年6月に全国の各地方運輸局で『不正改造車を排除する運動』強化月間が始まり、2019年は163回以上の街頭検査をするなどの取り組みが行われます。 (近畿・沖縄を除く運輸局:6月、近畿:7月、沖縄:10月)

参照:不正改造車を排除する運動 強化月間

もちろんこの期間だけ取り締まりをするわけでは無く、通年で不正改造車の取り締まりは行われています。

2018年6月の強化月間では、検査車両は20,488台(そのうちバイクや原付は 188台)で、そのうち整備不良や不正改造とされた基準不適合車は883台でした。

主な整備不良や不正改造の項目は、
保安装置 (運転席へのスモークフィルムの貼付等):248件
車体・車枠 (タイヤのはみ出し等):233件
電気・灯火類(点滅灯火等違法な灯火器の使用等) 224件
騒音・排ガス(基準不適合マフラーの装着等) 89件
車検切れ:15台 でした。

参照:整備不良車・不正改造車299台に整備命令を発令 国土交通省

 

派手なカスタムハイエースは検査の対象となりやすいです。自分や家族の安全のためにも保安基準を守ったカスタムを楽しみましょう。

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